社労士会労働紛争解決センター
先日、「社労士会労働紛争解決センター福岡」の「紛争解決手続代理業務研修会」に参加しました。
研修会にて社労士会労働紛争解決センター福岡 所長 野田小夜子氏より、センターについてのお話がありましたので、ご紹介させていただきます。社労士会労働紛争解決センター福岡では、弁護士1名・社労士2名の3名体制で労使トラブルのあっせんを行っています。
あっせん自体は1回で終結し、料金は1,080円と非常に使い勝手がいいのが魅力です。
そもそも、あっせんとは…?
あっせんとは、労使間で起こったトラブルを法廷の前段階で双方の納得できる和解案をもって終結させることを言います。
会社と従業員の間でトラブルが発生した際、お互いがそれぞれの言い分を主張し、当事者同士では折り合いがつかず、終局的な手続きである法廷での争いとなると、費用や時間を浪費してしまいます。
そこであっせんを利用することにより、中立的な立場の専門家が双方の言い分を聞き、お互いの譲歩できる点などを探ることによって、費用・時間を必要以上にかけることなく解決することができます。
この社労士会労働紛争センターの利用は、経営者も従業員も利用することができますので、お悩みなどありましたらまずは気軽に電話をしてみてはいかがでしょうか。